中古ワンルームマンション投資が失敗する理由|成功率を上げる方法

中古ワンルームマンション投資が失敗する理由|成功率を上げる方法

中古ワンルームマンションは初心者にもおすすめな投資対象です。しかし、迂闊に始めると失敗することもあります。本記事では、中古ワンルームマンション投資がおすすめな理由と失敗する原因、成功させるコツを紹介しています。


この記事は約7分で読み終わります。

中古ワンルームマンション投資は初心者におすすめですが、同時に否定的な声もあります。
これから投資を始める方は、中古ワンルームマンションが本当におすすめなのか不安があるはずです。

本記事はこのような方におすすめです。
  • 中古ワンルームマンション投資がおすすめな理由を知りたい
  • どうして中古ワンルームマンション投資に否定的な声があるか知りたい
  • 中古ワンルームマンション投資を成功させるコツが知りたい

本記事では、中古ワンルームマンション投資がおすすめな理由と否定的な声がある原因、投資を成功させるコツについて解説します。

最後まで読めば、中古ワンルームマンションの長所と短所がわかり、成功する投資の方針を見つけられるでしょう。

中古ワンルームマンション投資がおすすめな4つの理由

中古ワンルームマンション投資がおすすめな理由を4つ紹介します。

  1. 初期費用が比較的安い
  2. 物件価値が下落しにくい
  3. メンテナンス状態・管理の質がわかりやすい
  4. 利回りが良い

中古ワンルームマンション投資は、手軽な価格で投資を始めたい方に特におすすめの不動産投資です。

初期費用が比較的安い

中古ワンルームマンションは、初期費用が比較的安価です。

ワンルームの区分所有は、当然マンション・アパートを一棟買いするよりも価格が安くなる傾向にあります。

また中古であることも相まって、比較的安価で購入でき、初期費用を抑えられます。
自己資金がさほどなくとも、初期の負担を抑えて不動産投資を始められる点が、中古ワンルームマンションのメリットです。

物件価値が下落しにくい

REINS TOPIC:築年数から見た首都圏の不動産流通市場(2022年)~中古マンション成約物件」によると、物件は新築後5年間で価値が急速に下落し、その後は緩やかに価値が下がっていきます。

中古物件は資産価値が一気に下落しにくく、家賃収入と売却益によって、落ちた資産価値をカバーできる可能性があります。

メンテナンス状態・管理の質がわかりやすい

中古物件は、今までのメンテナンス状態や管理会社の質を見極めてから、購入に踏み切れます。

物件の状態を見れば、購入後にメンテナンスがどの程度必要か見極められます。
また、管理会社が物件管理をしっかり実施していたかわかるため、購入後に管理会社との契約を承継するかの判断材料になるでしょう。

利回りが良い

中古物件は利回りの良さも魅力です。

新築物件と比較して物件価値の下落が緩やかであるため、賃料が急激に下がるケースはあまりありません。

比較的安価に購入でき、賃料水準は高いという条件の良い物件が見つかりやすいです。

中古ワンルームマンション投資に否定的な声がある3つの理由

中古ワンルームマンション投資に否定的な声がある3つの理由

中古ワンルームマンション投資に否定的な声がある理由を紹介します。

  1. 初心者が悪徳不動産会社に騙されるケースが多い
  2. 条件が良い物件の競争率が高い
  3. メンテナンスコストがかかる

初期費用も安価で収益も安定しやすい投資ですが、以上のようなデメリットがあります。

初心者が悪徳不動産会社に騙されるケースが多い

中古ワンルームマンション投資は初心者におすすめな投資ですが、自身でも不動産投資の知識をつける必要があります。
悪徳不動産会社が初心者に対し、収益性のない物件を無理やり買わせるケースがあるためです。

物件の条件が悪いため集客できず、賃料を想定以上に下げることとなり、最終的に収益が赤字になるリスクがあるでしょう。

不動産投資の勉強をせずに投資を始めると、悪徳不動産会社の言いなりになり、不利益を被るかもしれません。

条件が良い物件の競争率が高い

中古ワンルームマンションは利回りも良く、収益が安定しやすい投資です。そのため人気も高く、条件の良い物件はすぐに売れてしまいます。

物件を探してもすぐに買われてしまい、競争に負けてしまうことで良い物件を獲得できない可能性があるでしょう。

メンテナンスコストがかかる

物件の管理状態によって、中古ワンルームマンションは修繕が必要です。また、時間とともに設備が劣化するため、メンテナンスコストもかかります。

ワンルームマンションの賃料収入は安定する傾向にありますが、一度に大金を得ることはできません。メンテナンス費用が収益を超えないよう、シミュレーションしましょう。

中古ワンルームマンション投資の成功率を上げる5つのコツ

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中古ワンルームマンション投資の成功率を上げるコツを5つ紹介します。

  1. 不動産投資の勉強をしてから始める
  2. 相場に合わせて賃料を設定する
  3. 条件の良い物件を現地に行って探す
  4. 安さだけに拘らない
  5. 相場を見て売却も検討する

初めて投資する方は特に、この5つを守って投資を始めましょう。

不動産投資の勉強をしてから始める

中古ワンルームマンション投資の成功率を上げるには、知識が必要です。投資の本を読んだり、セミナーに通ったりして、不動産投資の知識をつけましょう。

知識がないと悪徳不動産会社の餌食になり、収益性のない物件を買わされるかもしれません。反対に知識があれば、不動産会社の嘘に気づけます。

不動産投資の知識をつけておけば、物件選びや地域ニーズのリサーチなども確実にできるため、成功率の高い不動産投資ができるでしょう。

相場に合わせて賃料を設定する

賃料は地域によって相場があり、大きく外れた価格に設定すると、集客に支障が出ます。

たとえば、学生が多い地域で高い賃料を設定しても入居率は上がりません。反対に、富裕層が多い地域であまりに安い賃料設定で募集をかけても「安いのには理由があるためではないか?」と、不審に思われる可能性があります。

地域の相場を調べたうえで、適切な賃料に設定してください。

条件の良い物件を現地に行って探す

条件が良い中古ワンルームマンションを探すためには、現地に行きましょう。
実際に物件周辺へ行ってみないと、条件が良いか判断できません。

コンビニやスーパーがあり便利であっても、夜間は人通りがないと、女性は不安で入居しないでしょう。
また、ファミリーが多い地域でワンルームマンション投資をしても、思ったほど入居希望者が集まらないかもしれません。

価格や記載された条件だけでなく、目で見て本当に良い物件を見極めましょう。

安さだけに拘らない

中古ワンルームマンションは安価に始められるのが魅力です。しかし、安さだけにこだわることは失敗の原因となります。

築年数が古い物件は購入価格は安いものの、購入後に設備の交換やメンテナンス費用が高くなるかもしれません。
また、老朽化により価格が低下して、売却金額が想定以上に安くなる可能性があります。

価格だけでなく、将来の売却まで想定に入れて物件を購入しましょう。

相場を見て売却も検討する

中古ワンルームマンションは、賃料収入だけでなく、売却益も魅力の1つです。最終的に売却益が出れば、ワンルームマンション投資は成功といえます。
購入後に思うようなキャッシュフローが得られないと思ったら、売却を検討する柔軟さも必要です。

売却を検討する場合は、まずは所有物件の価値を正確に把握し、周辺地域の相場と比較してから売りに出しましょう。
イエリーチ」なら、いつでも物件を無料査定できるため、万が一中古ワンルームマンションを売却したくなったら、利用してみてください。

まとめ

中古ワンルームマンション投資は、特に初心者の方には始めやすい方法です。しかし、物件選びに失敗すると、メンテナンス費用が高額になるなどのデメリットもあります。

中古ワンルームマンション投資を成功させるには、事前の物件選びが重要です。万が一中古ワンルームマンション投資がうまくいかないと感じたら、売却して売却益を得られます。

イエリーチ」ならいつでも無料で所有物件を査定できます。

中古ワンルームマンション投資を始めるなら、売却まで視野に入れて、物件を選びましょう。