ワンルーム投資をやめたい5つの理由!後悔のない売却タイミングとメリット

ワンルーム投資をやめたい5つの理由!後悔のない売却タイミングとメリット

ワンルームマンション投資を「やめたい」と考えている方もいるでしょう。この記事では、オーナーがワンルーム投資をやめたい理由や適切なタイミング、やめることで得られるメリットを解説しています。


この記事は約6分で読み終わります。

ワンルーム投資をやめたいと思う理由は、主に資金繰りやストレスです。ワンルームマンション投資をやめたいなら、後悔のないタイミングで物件を手放す必要があります。しかし、どのようなタイミングでワンルームマンションを手放すか迷っている方もいるでしょう。

本記事は、下記のような方におすすめです。
  • ワンルームマンション投資をやめるか迷っている
  • ほかのオーナーがワンルーム投資をやめた理由が知りたい
  • 適切なワンルームマンション売却のタイミングを知りたい

本記事ではワンルーム投資をやめたい理由、適切なやめるタイミング、やめることでオーナーが得られるメリットを解説します。
最後まで読めば、ワンルーム投資のやめ時がわかり、適切なタイミングで物件を手放せるでしょう。

後悔!オーナーがワンルーム投資をやめたい理由

ワンルームオーナーが投資を後悔し、やめたい理由は以下の5つが多いです。

  1. 利回りの低さ
  2. 借り入れのリスク
  3. 維持費の高さ
  4. 家賃滞納・空室率の高さによる赤字
  5. 確定申告の煩雑さ

物件オーナーがワンルーム投資を「やめたい」と思った理由を解説します。

利回りの低さ

ワンルームに限らず不動産投資は、初期費用回収までに5〜10年かかります。

不動産投資にかかる初期費用とは、不動産購入にかかる頭金や手付金、不動産仲介会社に支払う仲介手数料や各種保険料、印紙税や登録税などの税金が含まれます。

利回りが高ければ早く初期費用を回収できますが、利回りが低いと20〜30年かかるケースもあるでしょう。

初期費用の回収に時間がかかると物件価値が低下し、売却時の利益も減ってしまうため、早めに手放すオーナーが多いです。

借り入れのリスク

ほとんどのオーナーは、金融機関から借入を行なって物件を購入します。毎月の返済がプレッシャーとなったり、空室率の高さにより自己資金で返済の必要が生じたりすると、オーナーには負担となります。

結果的にワンルームマンション投資による利益よりも、ストレスが負担となって「やめたい」と感じるでしょう。

維持費の高さ

維持費の高さが原因で、ワンルームマンション投資をやめるオーナーもいます。ローンの返済だけでなく、固定資産税や都市計画税、修繕積立金やその他のメンテナンス費用が必要です。

維持費の想定が甘いと、毎月赤字になるケースもあり、収支のバランスが取れずオーナーがワンルームマンション投資をやめてしまいます。

家賃滞納・空室率の高さによる赤字

入居者がいても家賃を滞納されたり、空室率が高かったりすると、見込んだ収入が入ってきません。収入がなくてもローン返済や維持費がかかるため、赤字になってしまいます。

結果的に自己資金から支払いすることとなり、ワンルームマンション投資から撤退するオーナーが多いです。

確定申告の煩雑さ

毎年の確定申告の煩雑さを理由に、ワンルームマンション投資をやめるオーナーも多いです。不動産所得から必要経費を引くだけと単純に考えがちですが、経費として認められる費用に制限があるなど、確定申告の仕訳は複雑です。

税理士に依頼して代行してもらえますが、費用がかかるため自身で確定申告をし、あまりの面倒くささに投資自体をやめるオーナーがいます。

ワンルーム投資をやめるおすすめのタイミング

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ワンルーム投資をやめるおすすめのタイミングは、以下の3つです。

  1. 物件売却金でローン完済が可能
  2. 初期費用の回収完了
  3. 継続的な赤字

すでにワンルームマンション投資をしているが、やめどきに迷っている方は参考にしてください。

物件売却金でローン完済が可能

ワンルーム投資をやめる適切なタイミングは、物件売却金でローン完済が可能な時です。ローンが残っている物件は、ローン残債を一括返済しなければ売却できません。

仮に売却額がローン残債よりもかなり安い場合は、自己資金での返済が必要です。持ち出しの資金を少なくするためにも、売却額がローン残債を上回るタイミングで売ってしまいましょう。

初期費用の回収完了

ワンルームマンションの初期費用を回収したタイミングで、物件を手放しましょう。自身が負担した初期費用を回収した時点で物件を売却し、ローン残債を売却金で返済できればオーナーに損失はありません。

ワンルームマンション投資をやめたいと思い始めたら、まず初期費用回収を目標に設定し、目標を達成した時点で売却すると良いでしょう。

継続的な赤字

ワンルームマンションの経営で赤字が続く場合は、売却を検討しましょう。想定したよりも維持費が高く、収支のバランスが悪い状態が続くと、最終的にローン返済が滞る可能性があります。

物件の価値は築年数の経過に従い年々低下するため、早めに見切りをつけて物件を売却した方が、高く売れる可能性が高いです。早めに売却してローン残債を返済し、不足分は自己資金から出した方が損失を少なくできる可能性があります。

ローン返済のために借金を重ねたり、最悪の場合は物件の差し押さえなどのリスクもあるため、赤字が続く場合は早いうちに物件を手放しましょう。

ワンルームマンションを手放すメリット

ワンルームマンション投資をやめるメリットを3つ紹介します。

  1. キャッシュが手に入る可能性がある
  2. 各種税金・確定申告の負担がなくなる
  3. マンション経営におけるストレスがなくなる

せっかく買ったマンションを手放すことに抵抗がある方は、メリットを知って総合的に判断しましょう。

キャッシュが手に入る可能性がある

ワンルームマンション投資をやめて物件を売却すれば、現金が手に入る可能性があります。物件売却額がローン残債を上回れば、手元に現金が残るためです。なるべく高い金額で物件を売却するためには、ローン残債を上回る金額で売却できるタイミング選びが重要となります。

所有物件の資産価値を正確に把握し、適切な時期に売却できるように準備しておきましょう。

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各種税金・確定申告の負担がなくなる

ワンルームマンションを手放せば、固定資産税などの税金、確定申告の負担がなくなります。確定申告の煩雑さに悩んでいた方は、毎年のストレスから解放されるでしょう。

またローン返済なども一括して売却時に済ませられるため、月々の返済ストレスもなくなります。

マンション経営におけるストレスがなくなる

マンション経営には、入居者とのトラブルや維持管理など、多大な業務が生じます。ワンルームマンション投資をやめると、多大な業務から解放されるため、気が楽になったと感じる方もいるでしょう。

まとめ

ワンルームマンション投資をやめたいタイミングは主に5つです。多くは資金繰りの問題や想定外のストレスが原因です。

初期投資が少ないワンルームマンション投資は、気軽に副収入を得る方法として人気ですが、確定申告や維持管理業務などオーナーへの負担が低いわけではありません。

ワンルームマンションを手放したいと考える方は、物件が経年劣化によって価値が下がる前に早めに売ることをおすすめします。
物件を売却する際はまず、所有物件の価値を把握し、適切なタイミングで売ることが重要です。

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